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50万円借りるなら消費者金融!100万借りるなら銀行

消費者金融などの貸金業者で初めて融資を受けるとすると、
多くの場合50万円がひとつのハードルだと言われています。
年収300万円の方に対し、総量規制に基づいて融資額を決定するならば、
100万円まで融資可能となるはずですが、実際には50万円を超えると
収入証明証の提出が義務付けられていたり、
慎重な審査を行わなければならない仕組みになっています。

2006年に貸金業法が改正される以前には、ここまで厳格な決まりもなく、
比較的容易に貸付を行っていました。金利も高かったため、
貸し倒れとなった場合でもそれなりの利益を得ることができたからです。
実際にそれまでの消費者金融は収益を伸ばしていて、
2002年には大手業者の数社が経団連に加盟するなど、
めざましい成長を遂げていて当時の欧米での評価において、
理想的なビジネスモデルとまで言わしめたとか。

ちょっと話がそれましたが、上記のような流れから消費者金融で大口融資を受けることは、
現在ではかなり難しいと考えて良いでしょう。
もちろんこれは米国でいえばサブプライム層からプライム層のあたりの、
日本での年収に換算すれば400万円以下の年収の方の場合です。

もっとも消費者金融のターゲットそのものがサブプライム層であるともいえます。
乱暴な言い方をするなら、多重債務者をこれ以上増やさないことが名目とされている
改正貸金業法は、実際には金融機関における融資対象者の棲み分けが目的であったと
いえる一面もあるのではないでしょうか。

100万借りるなら低金利な銀行で

では100万円を使途が限定されない借入、つまりキャッシングで借り入れる場合に
選択肢となる借入れ先はといいますと、やはり銀行をおいて他にないと言っても
過言ではないでしょう。

専業系の消費者金融は別として、銀行と提携関係となった消費者金融は銀行に歩み寄り、
同時に銀行は消費者金融に歩み寄る結果となりました。
言い換えれば、銀行もどんどん個人に貸して収益を得よう、
という方向に動いたということです。
かつて銀行の融資といえば、企業が投資目的で借り入れるなどが、
主な融資形態だったことから、個人が借りるにはハードルが高いと思われがちです。
しかし、現在の銀行は少なくとも以前の銀行よりは、
借りやすく審査も通りやすくなってきているのは確実だといっていいでしょう。
なぜなら出来るだけ貸したほうが収益を得られることを、
かつての消費者金融から学び、その市場に割って入ったからです。

マイナス金利導入で銀行からの融資も金利が下がるか?

2016年1月末、日銀は史上初となるマイナス金利の導入を決めました。
民間銀行の融資を活発化させ、より多くのお金を流通させることが目的です。

この思惑どうりになるかどうかは甚だ疑問ですが、
銀行としてはより多くの融資を行うために、
どういった方向に進むのか想像するなら、融資する対象となる枠を広げる、
つまり審査を緩くする。もしくはより低金利な融資を提供し借りやすくする。
このような可能性が考えられるでしょう。

さて実際のところはどのようになるのか?
今後の動向に注目したいところですね。